春と肝 気持ちが不安定な理由

まだ札幌は雪の中に埋もれている感がありますが

そろそろ生き物としてセンサーが働き始めた? ^ ^

春に働きが活発になる【肝】の影響が出てくる方がいらっしゃいます。

「なぜかささいな事でいらいらする」

「カーッと頭に血がのぼりやすい」

いつもと違うと感じる方 

中医学で春と【肝】が深く関係しています。

西洋医学の肝臓と違って 

血を蓄えたり

血を巡らせたり

精神・情緒を安定させるコントロールする働きあります。

春は木々が上へ上へのびるように

人も外へ外へ体の中から

エネルギーがわきおこってきます。


この刺激に普通は気持ちが浮き立つだけなのですが

環境の変化

ストレス

もともと気(エネルギー)の巡りが悪いと

かえって情緒不安定になったり

カッとなったりすることがあります。

気(エネルギー)の流れが悪いことを

現代的に言えば交感神経が働き過ぎたり 働きが悪くなった状態。

また【肝】のもう一つの働き 

血を蓄え、巡らす働きも

栄養不足や出産後 運動したとき 過剰な出血などで

【肝】の血が十分に蓄えていない時にこんな症状も

免疫力の低下

目の疲れ・渇き

筋肉のけいれん・しびれ

爪が割れる

生理が遅れる、無月経

夢を多く見るなどが出ることがあります。

感情のコントロール

血液を貯蔵する働きの【肝】は

現代的に言うと自律神経の働きでしょうか


【肝】の働きを整える食材のお話は

次回に続きます ^ ^





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